捲れ込む(読み)まくれこむ

精選版 日本国語大辞典 「捲れ込む」の意味・読み・例文・類語

まくれ‐こ・む【捲込】

  1. 〘 自動詞 マ行四段活用 〙 内側へ巻いてはいる。巻きこんだ状態になる。
    1. [初出の実例]「前へついてゐた両の前足の指が内へまくれ込むと」(出典:城の崎にて(1917)〈志賀直哉〉)

めくれ‐こ・む【捲込】

  1. 〘 自動詞 マ行四段活用 〙 内部の方へめくれる。めくれてはいる。
    1. [初出の実例]「なりひらはめくれこむのをやっといれ」(出典:雑俳・末摘花(1776‐1801)初)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android