掃気効率(読み)そうきこうりつ(その他表記)scavenging efficiency

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「掃気効率」の意味・わかりやすい解説

掃気効率
そうきこうりつ
scavenging efficiency

内燃機関における掃気後のシリンダ内全ガス量に対する,全給気のうちの掃気完了後のシリンダ内にとどまっている新気の割合,すなわち掃気完了後のシリンダ内給気濃度をいう。したがって掃気の良否を表わし,機関出力に比例するものである。これに対して,全給気のうちシリンダ内にとどまっている新気の割合,すなわち給気の利用率を示すものを給気効率という。 (→掃気ポンプ )

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android