掛樽(読み)かけだる

精選版 日本国語大辞典 「掛樽」の意味・読み・例文・類語

かけ‐だる【掛樽】

〘名〙 野外神酒(みき)を供えるときの簡単な容器。細い竹を節から節まで切り取り、中ほどを皮だけ残して切って折り曲げ、両方の筒に酒を入れて木の枝などに引っかける。山の神祭水神祭に使うことが多い。折り掛け樽。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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