掛物掛(読み)カケモノカケ

デジタル大辞泉 「掛物掛」の意味・読み・例文・類語

かけもの‐かけ【掛(け)物掛(け)】

掛け軸の掛け外しに使う、先に角・金属製のまたのついた細い竹ざお。掛け字掛け。画叉がさ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「掛物掛」の意味・読み・例文・類語

かけもの‐かけ【掛物掛】

  1. 〘 名詞 〙 末端にまたをつけて、掛物をかけるのに用いるさお。多くは細竹製。画叉(がさ)。掛字掛け。掛物竿。
    1. [初出の実例]「画叉(カケモノカケ)。或は叉竿、軸杈とも、掛軸とも書なり」(出典随筆・雅遊漫録(1755)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android