掛菜(読み)カケナ

デジタル大辞泉 「掛菜」の意味・読み・例文・類語

かけ‐な【掛(け)菜/懸(け)菜】

干葉ひば」に同じ。 冬》「程あらで―にむつき干す家かな/白雄

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精選版 日本国語大辞典 「掛菜」の意味・読み・例文・類語

かけ‐な【掛菜】

  1. 〘 名詞 〙 大根カブラの葉や茎を、冬に軒下などにかけて、陰干しにしたもの。干し菜。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「かけ菜して北もしぐれぬ家居かな〈湖堂〉」(出典:俳諧・俳林一字幽蘭集(1692)上)

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