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加舎白雄 かや しらお

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美術人名辞典の解説

加舎白雄

俳人。名は吉春・競、号は昨鳥・春秋庵・白尾坊等。烏明のち鳥酔門。関東俳壇の霸者。筆跡の優れていることでも著名。編者に『田毎の春』等。寛政3年(1791)歿、53才。

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デジタル大辞泉の解説

かや‐しらお〔‐しらを〕【加舎白雄】

[1738~1791]江戸中期の俳人。信濃国上田の人。本名、吉春。別号は、昨烏・白尾坊など。諸国を遊歴し、江戸に春秋庵を開いた。著「面影集」「加佐里那止(かざりなし)」「俳諧寂栞(さびしおり)」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

加舎白雄 かや-しらお

1738-1791 江戸時代中期の俳人。
元文3年8月20日生まれ。松露庵烏明にまなび,のち烏明の師白井鳥酔に師事する。安永9年(1780)江戸に春秋庵をひらいておおくの門人をそだて,一大勢力をきずいた。寛政3年9月13日死去。54歳。江戸出身。名は吉春。通称は五郎吉。別号に昨烏,露柱庵,春秋庵。著作に「加佐里那止(かざりなし)」「誹諧寂栞(はいかいさびしおり)」など。

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朝日日本歴史人物事典の解説

加舎白雄

没年:寛政3.9.13(1791.10.10)
生年:元文3.8.20(1738.10.3)
江戸中期の俳人で,与謝蕪村などと共に中興五傑のひとり。幼名五郎吉。本名吉春,また競。平田忠次郎と称したこともある。別号,昨烏,白尾坊,春秋庵など。信濃国(長野県)上田藩士加舎忠兵衛吉亨の次男として,江戸に生まれる。烏明および白井鳥酔門。7年間ほど烏明の松露庵に同居し,修業後,諸国を行脚,明和8(1771)年秋,京において俳論書『加佐里那止』を出し,私意を去り,あるがままに詠むべきことを主張した。安永4(1775)年の鳥酔7回忌法要で,不遜の行いがあったとして烏明から破門され,江戸を退去。同9年,江戸に戻り日本橋に春秋庵を設け,関東を中心に勢力を築き,鈴木道彦,建部巣兆,倉田葛三ら化政期の俳壇に活躍する有力門人を輩出した。作風は,「人恋し灯ともしごろをさくらちる」など,近代的な感覚による自然描写に特色がある。<参考文献>矢羽勝幸『俳人白雄/人と作品』,矢島渚男『白雄の秀句』

(加藤定彦)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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大辞林 第三版の解説

かやしらお【加舎白雄】

1738~1791) 江戸中期の俳人。名は吉春。烏明・烏酔に師事。江戸に春秋庵を構え、諸国を遊歴。すぐれた門下生が多い。平明温雅な作風。著「面影集」「加佐里那止」「春秋稿」「寂栞」など。

出典|三省堂
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

加舎白雄
かやしらお

[生]元文3(1738).信濃
[没]寛政3(1791).9.13. 江戸
江戸時代中期の俳人。名,吉春,のち競。通称,五郎吉。一時平田忠次郎と称した。別号,舎来,昨烏,しら尾など。江戸の鴛田青峨 (おしだせいが) ,烏明,白井鳥酔に師事。一時信州に帰り,次いで各地を行脚し,その勢力は関東,信州,奥羽,伊勢に及んだ。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

加舎白雄
かやしらお

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世界大百科事典内の加舎白雄の言及

【白雄】より

…江戸中期の俳人。姓は加舎(かや),名は吉春,通称は五郎吉。父の祖母方の姓をとり,平田忠次郎と名乗ったときもある。江戸深川の人。生年を1735年(享保20)とする説もある。信濃国上田藩士加舎吉享の次男。5歳で母に死別,13歳で家出したとも,また上野国館林の禅寺で修行したともいうが,不明。俳諧ははじめ舎来と号して青峨に学び,ついで烏明に入門して昨烏(さくう)と号し,その師の鳥酔にも学んだ。1769年(明和6)8月,信州にあって処女選集《おもかげ集》を編纂。…

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