採摭(読み)さいせき

精選版 日本国語大辞典 「採摭」の意味・読み・例文・類語

さい‐せき【採摭】

  1. 〘 名詞 〙 ひろいとること。拾採。
    1. [初出の実例]「故略作者之数、編採摭之中」(出典文華秀麗集(818)序)
    2. 「文々句々皆採摭古詞。故其体有風騒之体」(出典:江談抄(1111頃)五)
    3. [その他の文献]〔文心雕龍‐正緯〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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