文心雕龍(読み)ぶんしんちょうりょう

精選版 日本国語大辞典 「文心雕龍」の意味・読み・例文・類語

ぶんしんちょうりょうブンシンテウリョウ【文心雕龍】

  1. 中国の詩文評書。一〇巻五〇編。梁の劉勰(りゅうきょう)撰。中国における最初の体系的文章論前半は当時の文学各ジャンルの性格と発展を跡づけた各論後半創造鑑賞修辞批評などの論述から成る。冒頭原理論巻末に著作意図を示す序文をもつ。空海の「文鏡秘府論」に影響を与えた。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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