探査機ロゼッタ

共同通信ニュース用語解説 「探査機ロゼッタ」の解説

探査機ロゼッタ

欧州宇宙機関が開発した無人彗星すいせい探査機。米航空宇宙局(NASA)の観測機器も搭載する。1980年代から構想され、2004年3月に打ち上げられた。一辺が2~3メートルの箱形で、両側に長さ約14メートルの太陽電池パネルが2枚ある。古代エジプト象形文字の解読の手がかりになった石碑ロゼッタストーンにちなんで命名。着陸機「フィラエ」の名称も、古代文字の資料が見つかったナイル川の島に由来する。今年8月にチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の近くに到着。表面を観測し、着陸地を絞り込んだ。総事業費は14億ユーロ(約2千億円)。

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