探足(読み)さぐりあし

精選版 日本国語大辞典 「探足」の意味・読み・例文・類語

さぐり‐あし【探足】

〘名〙 足でものをさぐること。足で行く先をさぐりながら進むこと。また、その歩き方。
※俳諧・望一千句(1649)一「そろそろと月にながるる水の音 さぐり足する初しほの跡」
青べか物語(1960)〈山本周五郎〉浦粕の宗五郎「テーブルの前まで、いかにも危なそうなさぐり足で歩いた」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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