化学辞典 第2版 「接触界面積」の解説
接触界面積
セッショクカイメンセキ
contact area
接触している2相間,たとえば気-液,気-固,液-液,液-固相間の接触面積をいう.単位時間当たりの反応,物質移動や熱移動する量は,接触界面積と推進力とに比例するから,接触界面積の大きいことが望まれる.そのため,異相間の物質移動を行う操作では,気泡,液滴などの分散相をできるだけ微細化したり,充填体積当たりの表面積の大きい充填物を用いることが多い.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報