接触界面積(読み)セッショクカイメンセキ

化学辞典 第2版 「接触界面積」の解説

接触界面積
セッショクカイメンセキ
contact area

接触している2相間,たとえば気-液,気-固,液-液,液-固相間の接触面積をいう.単位時間当たりの反応物質移動熱移動する量は,接触界面積と推進力とに比例するから,接触界面積の大きいことが望まれる.そのため,異相間の物質移動を行う操作では,気泡液滴などの分散相をできるだけ微細化したり,充填体積当たりの表面積の大きい充填物を用いることが多い.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android