推拡(読み)すいこう

精選版 日本国語大辞典 「推拡」の意味・読み・例文・類語

すい‐こう‥クヮウ【推拡・推広】

  1. 〘 名詞 〙 考え、あるいは主義主張などを進めひろげること。
    1. [初出の実例]「孟子所謂拡充云者、謂推広充大之勢、不遏止」(出典童子問(1707)上)
    2. 「整治、安固の意義を推拡すれば、現在する所の利益を固守して失はざるに在り」(出典:代議政体(1875‐79)〈永峰秀樹訳〉二)
    3. [その他の文献]〔李衛公問対‐中〕

すい‐かく‥クヮク【推拡】

  1. 〘 名詞 〙 押し広めること。また、押し広まること。
    1. [初出の実例]「至善至高なりと定めたる一元理を演繹して之を万殊に推拡するなり」(出典:明六雑誌‐二二号(1874)知説・四〈西周〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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