掬い込む(読み)すくいこむ

精選版 日本国語大辞典 「掬い込む」の意味・読み・例文・類語

すくい‐こ・むすくひ‥【掬込】

  1. 〘 他動詞 マ行五(四) 〙
  2. すくって中にとりこむ。すくってとりいれる。
    1. [初出の実例]「玉子焼をすくひ込んで居た」(出典:虞美人草(1907)〈夏目漱石〉七)
  3. 米相場で、利益を得る。すくいとる。
    1. [初出の実例]「日本一の商ひに、儲くる取込すくひ込(コミ)」(出典浄瑠璃・忠義墳盟約大石(1797)八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む