精選版 日本国語大辞典 「掬投」の意味・読み・例文・類語 すくい‐なげすくひ‥【掬投】 〘 名詞 〙① 相撲のきまり手の一つ。下手に差した手でまわしをひかず、相手をすくい上げるようにして倒すか、土俵外に出すかする技。[初出の実例]「すくいなげといふは様々あれども、雪見山が投しは〈略〉腰より逆様にうちつけたり」(出典:随筆・相撲今昔物語(1785)五)② 柔道の投げわざのうち手わざの一つ。相手をうしろすみにくずし、両手で相手をすくいあげるようにして腰にのせ、真うしろに投げるわざ。また、片手を相手の両足の間に差し入れて片足をすくい上げて投げるものもいう。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例