両足(読み)りょうそく

精選版 日本国語大辞典 「両足」の意味・読み・例文・類語

りょう‐そく リャウ‥【両足】

〘名〙
二本の足。両方の足。双脚両脚。両あし
聖徳太子伝暦(917頃か)上「葬天皇於河内科長中尾山陵。太子素服歩随。両足見血。挙輿強進」 〔晉書‐武帝紀〕
※和漢朗詠(1018頃)下「今抜提河の滅度より二千年、紫磨金を瑩いて両足を礼したてまつる〈大江匡衡〉」

りょう‐あし リャウ‥【両足】

〘名〙 両方のあし。左右のあし。りょうそく。
※天草本伊曾保(1593)狗と、馬の事「アルトキ シュジンノ ムネニ riǒaxiuo(リャウアシヲ) アゲ、クチヲ ネブリ」

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デジタル大辞泉 「両足」の意味・読み・例文・類語

りょう‐そく〔リヤウ‐〕【両足】

両方の足。2本の足。両脚。
両足尊」の略。
紫磨金しまごんみがいて―を礼し奉る」〈和漢朗詠・下〉

りょう‐あし〔リヤウ‐〕【両足】

左右両方の足。もろあし。両脚りょうきゃく

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