掻い伏す(読み)かいふす

精選版 日本国語大辞典 「掻い伏す」の意味・読み・例文・類語

かい‐ふ・す【掻伏】

  1. 〘 自動詞 サ行四段活用 〙 ( 「かい」は「かき」の変化した語 ) 姿勢を低くする。うつむく。伏せる。かきふす。
    1. [初出の実例]「太刀のきらきらとして見えければ、木にはあらざりけりと思ひて、かいふして逃ぐるを」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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