掻い干す(読み)かいほす

精選版 日本国語大辞典 「掻い干す」の意味・読み・例文・類語

かい‐ほ・す【掻干】

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 ( 「かい」は「かき」の変化した語 ) 池、沼、溝などの水をかい出し、汲み尽くしてからす。
    1. [初出の実例]「多くの人夫をかけて水をかいほし」(出典:浮世草子・けいせい伝受紙子(1710)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android