掻い灯し(読み)カイトモシ

デジタル大辞泉 「掻い灯し」の意味・読み・例文・類語

かい‐ともし【×掻い灯し】

《「かきともし」の音変化》油火を用いるあかり。特に清涼殿夜の御殿おとど四隅にともした灯籠とうろうのことをいう。
夜御殿のをば、―とうよなどいふ、まためでたし」〈徒然・二三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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