精選版 日本国語大辞典 「掻い細る」の意味・読み・例文・類語
かい‐ほそ・る【掻細】
- 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「かい」は接頭語 )
- ① 細くなる。小さくなる。身をつぼめてつつしむさまなどにいう。
- [初出の実例]「しのびて人に物のたまふとて立ち給へりけるを、やをらかいほそりて出で給ふ道に」(出典:源氏物語(1001‐14頃)乙女)
- ② こまやかで優美なさまになる。
- [初出の実例]「武士なれども心がかいほそりて看月看花詩やなんどをも吟ずる歟ぞ」(出典:三体詩幻雲抄(1527))
ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...