掻い細る(読み)かいほそる

精選版 日本国語大辞典 「掻い細る」の意味・読み・例文・類語

かい‐ほそ・る【掻細】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「かい」は接頭語 )
  2. 細くなる。小さくなる。身をつぼめてつつしむさまなどにいう。
    1. [初出の実例]「しのびて人に物のたまふとて立ち給へりけるを、やをらかいほそりて出で給ふ道に」(出典:源氏物語(1001‐14頃)乙女)
  3. こまやかで優美なさまになる。
    1. [初出の実例]「武士なれども心がかいほそりて看月看花詩やなんどをも吟ずる歟ぞ」(出典:三体詩幻雲抄(1527))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む