掻い負う(読み)かいおう

精選版 日本国語大辞典 「掻い負う」の意味・読み・例文・類語

かい‐お・う‥おふ【掻負】

  1. 〘 他動詞 ハ行四段活用 〙 ( 「かい」は接頭語 ) =かきおう(掻負)
    1. [初出の実例]「亀寿殿を抱き取って、鎧の上に舁負(カイヲフ)て、門より外へ走り出づれば」(出典太平記(14C後)一〇)

掻い負うの補助注記

「かき」を「かつぐ」の意の「かく(舁)」の連用形とする説もある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 他動詞 実例 初出

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む