掻き負う(読み)かきおう

精選版 日本国語大辞典 「掻き負う」の意味・読み・例文・類語

かき‐お・う‥おふ【掻負】

  1. 〘 他動詞 ハ行四段活用 〙 ( 「かき」は接頭語 ) 背負う。かいおう。
    1. [初出の実例]「此の宮をかきおい奉りて、七日七夜といふに、武蔵の国にいきつきにけり」(出典:更級日記(1059頃))

掻き負うの補助注記

「かき」を「かつぐ」の意の「舁(か)く」の連用形とする説もある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android