デジタル大辞泉 「掻い餅」の意味・読み・例文・類語 かい‐もち【×掻い餅】 「かいもちい」に同じ。「児ちごの―するに空寝そらねしたること」〈宇治拾遺・一〉 かい‐もちい〔‐もちひ〕【×掻い▽餅】 《「もちい」は「もちいひ(餅飯)」の音変化》もち米粉・小麦粉などをこねて煮たもの。一説に、そばがきのことともいう。「僧たち、宵のつれづれに、いざ、―せんといひけるを」〈宇治拾遺・一〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例