空寝(読み)ソラネ

デジタル大辞泉 「空寝」の意味・読み・例文・類語

そら‐ね【空寝】

[名](スル)寝たふりをすること。そらねむり。嘘寝。「空寝して聞こえないふりをする」
[類語]狸寝入りふて寝泣き寝入り

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精選版 日本国語大辞典 「空寝」の意味・読み・例文・類語

そら‐ね【空寝】

  1. 〘 名詞 〙 寝ているさまをよそおうこと。空臥(そらぶし)。眠ったふりをすること。そらねぶり。そらねむり。
    1. [初出の実例]「あはでありなんとおもふ人の来たるに、そらねをしたるを」(出典:枕草子(10C終)二八)

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