掻き出す(読み)カキダス

デジタル大辞泉 「掻き出す」の意味・読み・例文・類語

かき‐だ・す【×掻き出す】

[動サ五(四)]
手や道具でかいて外に出す。かいだす。「船底の水を―・す」
かきはじめる。「かゆいところを―・す」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「掻き出す」の意味・読み・例文・類語

かき‐だ・す【掻出】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙
  2. 指、爪や道具で、物を掻くようにして外へ出す。かいだす。かきいず。かきいだす。
    1. [初出の実例]「寒夜に詩を案じて、炉の火をかきだし、かきのけして案ずるほどに」(出典:玉塵抄(1563)四九)
  3. 掻き始める。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android