デジタル大辞泉 「掻き消つ」の意味・読み・例文・類語 かき‐け・つ【×掻き消つ】 [動タ四]「かきけす2」に同じ。「今より後も、忍びて来きたるべしとて、―・つやうにうせにけり」〈曽我・五〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「掻き消つ」の意味・読み・例文・類語 かき‐け・つ【掻消】 〘 他動詞 タ行四段活用 〙 =かきけす(掻消)[初出の実例]「とだえおき侍りし程に、跡も無くこそ、かきけちてうせにしか」(出典:源氏物語(1001‐14頃)帚木)「さて食せさせんとする程に、かきけつ様に失ぬ」(出典:梵舜本沙石集(1283)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例