掻き落す(読み)カキオトス

デジタル大辞泉 「掻き落す」の意味・読み・例文・類語

かき‐おと・す【×掻き落(と)す】

[動サ五(四)]
ひっかくようにして落とす。「こびりついた泥を―・す」
いきおいよく切って落とす。
「首ヲバとなふ泣ク泣ク―・イテ直垂ひたたれノ袖ニ包ミ」〈天草本平家・二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「掻き落す」の意味・読み・例文・類語

かき‐おと・す【掻落】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 先のとがったものなどで物の表面についているものをこすって取り除く。また、刃物でかき切って取る。
    1. [初出の実例]「しらががみをも剃り、鼻をもかきおとしはべなまし」(出典:大鏡(12C前)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む