掻揚屋敷(読み)かきあげやしき

精選版 日本国語大辞典 「掻揚屋敷」の意味・読み・例文・類語

かきあげ‐やしき【掻揚屋敷】

  1. 〘 名詞 〙 急ごしらえに簡単に造った屋敷城掻揚城規模の小さなもの。
    1. [初出の実例]「蓑輪、松枝其外方々小侍のかきあげ屋敷にあがり、兵粮沢山あり」(出典:甲陽軍鑑(17C初)品三三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android