揉まれる(読み)モマレル

デジタル大辞泉 「揉まれる」の意味・読み・例文・類語

もま◦れる【×揉まれる】

[連語]《動詞「も(揉)む」に受身の助動詞「れる」の付いたもの》
大きな力で激しく揺り動かされる。「人ごみに―◦れる」
多くの人々の中で、経験苦労を重ねて鍛えられる。「実社会で―◦れてたくましくなる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「揉まれる」の意味・読み・例文・類語

もま‐・れる【揉れる】

  1. 〘 連語 〙
    [ 文語形 ]もま・る 〘 連語 〙 ( 動詞「もむ(揉)」に受身の助動詞「れる」の付いたもの ) 世の中に出て、多くの人々の中で、様々な苦労を経験して鍛えられる。
    1. [初出の実例]「下輩の者にばかり、なれもまれたる者にて、あて成所なし」(出典:評判記・満散利久佐(1656)小葭)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android