実社会(読み)ジッシャカイ

デジタル大辞泉 「実社会」の意味・読み・例文・類語

じっ‐しゃかい〔‐シヤクワイ〕【実社会】

観念的、理論的に考えられた社会に対して、現実の社会。実世間
[類語]世間世の中天下江湖こうこ社会世上世俗俗世人世じんせい人間じんかん俗間民間巷間こうかんちまた市井しせい浮き世娑婆しゃば塵界じんかい世界人中浮き世一般

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「実社会」の意味・読み・例文・類語

じっ‐しゃかい‥シャクヮイ【実社会】

  1. 〘 名詞 〙 実際の社会。小説などに書いてあったり、学校などで考えていたのとはちがう現実の社会。実世間。
    1. [初出の実例]「代助は此話を聞いた時、その実社会(ジッシャクヮイ)に触れてゐる点に於て、現代的滑稽標本だと思った」(出典:それから(1909)〈夏目漱石〉一三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む