精選版 日本国語大辞典 「揉み上げる」の意味・読み・例文・類語
もみ‐あ・げる【揉上】
- 〘 他動詞 ガ下一段活用 〙
[ 文語形 ]もみあ・ぐ 〘 他動詞 ガ下二段活用 〙 下から上へ揉む。毛などの細い物を何本かいっしょに下から上へとこすり合わせるようにして、一本にする。- [初出の実例]「伊勢が鞍三途にかかるつづら折〈沾洲〉 龍の尾ぶりはもみ上た錐〈其角〉」(出典:俳諧・類柑子(1707)中)
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
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