提籃(読み)ていらん

精選版 日本国語大辞典 「提籃」の意味・読み・例文・類語

てい‐らん【提籃】

  1. 〘 名詞 〙 籐または竹製のてかご。
    1. [初出の実例]「テイランかごを携へ米屋の庭へは入て」(出典:滑稽本・人情穴探意の裡外(1863‐65頃)二)
    2. 「奇麗な提籃(テイラン)から出してレースを編むだり」(出典:黒い眼と茶色の目(1914)〈徳富蘆花〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の提籃の言及

【煎茶道】より

…水注には宝珠形,仙盞瓶形や提梁式のものなどがあり,材質も陶磁器,スズ,黄銅製などとさまざまである。このほかに茶盆,茶具敷,蓋置,炉屛,棚をはじめ道具の持ち運びに使用し,かつ手前座でも用いる器局や提籃など大小さまざまな煎茶具がある。流儀によって用いる茶器や名称も異なる。…

※「提籃」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む