揚羽蝶紋(読み)あげはちょうもん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「揚羽蝶紋」の意味・わかりやすい解説

揚羽蝶紋
あげはちょうもん

日本紋章一種。蝶が静止して羽をたたみ,上のほうに上げた姿をかたどったもの。1匹のものと,2匹が相対する「対揚羽蝶」,対蝶3匹から成る「三連蝶」の種別がある。家紋としては,もと平氏に結縁した諸家が用いた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

グリーンランド

北大西洋にある世界最大の島。デンマーク自治領。中心地はヌーク(旧ゴートホープ)。面積217万5600平方キロメートルで、全島の大部分は厚い氷に覆われている。タラ・ニシンなどの漁業が行われる。グリーンラ...

グリーンランドの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android