精選版 日本国語大辞典 「握太」の意味・読み・例文・類語 にぎり‐ぶと【握太】 〘 形容動詞ナリ活用 〙① 握って太いと感じるさま。[初出の実例]「握(ニギ)り太(ブト)なる樫の棒に」(出典:近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉五)② 弓の握りの部分に革などを巻いて太くしてあること。一説に、弓全体が太いこと。[初出の実例]「くろつはの矢おひ、ふしまきの弓のにきりふとなるをもちて」(出典:松井本保元(1220頃か)上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例