精選版 日本国語大辞典 「揺た振る」の意味・読み・例文・類語 ゆた‐ぶ・る【揺振】 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙① ゆり動かす。ゆらゆらと動かす。ゆさぶる。[初出の実例]「此不埒者めと云て〈略〉グングンゆたぶって遣たことがある」(出典:福翁自伝(1899)〈福沢諭吉〉幼少の時)② いいがかりをつける。弱みにつけこんで、金品などをゆすり取る。[初出の実例]「聞れぬことを申、たびたびまいってゆたぶるゆへ、にくがっておられます」(出典:洒落本・一事千金(1778)三) いさ‐ぶ・る【揺振】 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「ゆさぶる(揺振)」の変化した語 ) ゆり動かす。動揺させる。〔両京俚言考(1868‐70頃)〕 いす‐ぶ・る【揺振】 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙 ( 「ゆすぶる(揺振)」の変化した語 ) ゆり動かす。ゆさぶる。〔東京方言集(1935)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by