精選版 日本国語大辞典「弱み」の解説
よわ‐み【弱み】
〘名〙 (「み」は接尾語)
① 弱い様子。弱い気味。弱い感じ。また、その度合。
※島津家文書‐文祿二年(1593)五月朔日・豊臣秀吉朱印状案「城を拵候事は、よはみの時可レ持ために候処」
② 他に対してその人が持っている弱いところ。他人や相手に対して不利な点。弱点。
※日葡辞書(1603‐04)「Youamiuo(ヨワミヲ) ミスル」
※浄瑠璃・吉野都女楠(1710頃か)一「彦七五体縮め共よはみを見せじと大をん上」
③ =よわふくみ(弱含)
※稲の穂(1842‐幕末頃)「下直に成るべき風聞するを弱味が有ると言」
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