デジタル大辞泉 「弱み」の意味・読み・例文・類語 よわ‐み【弱み】 1 弱いこと。また、その程度。2 弱いところ、劣っている点。弱点。また、他人に対して後ろめたいと思っているところ。「弱みをみせる」「相手の弱みを握る」「人の弱みにつけこむ」⇔強み。[類語]弱点・ウイークポイント・泣き所・短所・難点・欠陥・傷・癖くせ・難・遜色・欠点・盲点・瑕疵かし・瑕瑾かきん・粗あら・負い目・引け目・付け目・デメリット・ハンディキャップ 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「弱み」の意味・読み・例文・類語 よわ‐み【弱み】 〘 名詞 〙 ( 「み」は接尾語 )① 弱い様子。弱い気味。弱い感じ。また、その度合。[初出の実例]「城を拵候事は、よはみの時可レ持ために候処」(出典:島津家文書‐文祿二年(1593)五月朔日・豊臣秀吉朱印状案)② 他に対してその人が持っている弱いところ。他人や相手に対して不利な点。弱点。[初出の実例]「Youamiuo(ヨワミヲ) ミスル」(出典:日葡辞書(1603‐04))「彦七五体縮め共よはみを見せじと大をん上」(出典:浄瑠璃・吉野都女楠(1710頃か)一)③ =よわふくみ(弱含)[初出の実例]「下直に成るべき風聞するを弱味が有ると言」(出典:稲の穂(1842‐幕末頃)) よわ‐み【弱み】 ( 形容詞「よわい」の語幹に「み」の付いたもの。→み ) 弱いので。[初出の実例]「玉の緒を片緒に搓(より)て緒を弱彌(よわミ)乱るる時に恋ひざらめやも」(出典:万葉集(8C後)一二・三〇八一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例