損失雨量(読み)そんしつうりょう

最新 地学事典 「損失雨量」の解説

そんしつうりょう
損失雨量

losses of rainfall

降雨による河川等への流出を時間的に短期的な流出(直接流出成分)と長期的な流出(蒸発散量や地下水流出成分:基底流量)に区分したとき,長期的な流出をもたらす雨量のこと。短期的な流出は地表面流と表層部の地下浸透が主要成分を占め,これらは洪水時の流量を形成すると考えられ,有効雨量と定義している。損失雨量は,地下深層への浸透が主要成分となり,長期的に地下水流出として平常時の流量成分となる。あるイベントの総降雨量は有効雨量と損失雨量から構成される。参考文献高橋裕(1980) 河川水文学,共立出版

執筆者:

参照項目:基底流量

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 土屋

《モスクワに遠征したナポレオンが、冬の寒さと雪が原因で敗れたところから》冬の厳しい寒さをいう語。また、寒くて厳しい冬のこと。「冬将軍の訪れ」《季 冬》...

冬将軍の用語解説を読む