雨量(読み)ウリョウ

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「雨量」の意味・読み・例文・類語

う‐りょう‥リャウ【雨量】

  1. 〘 名詞 〙 降った雨や雪などの量。単位時間内の降雨が、地面にしみこんだり蒸発したりしないで、そのまま地上に残っているものとして、その深さをミリメートル単位で測る。降雨量。降水量
    1. [初出の実例]「君が雨量(ウリャウ)を測り玉ふ水盤にて」(出典無窮(1899)〈国木田独歩〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「雨量」の意味・わかりやすい解説

雨量【うりょう】

雨の水量。雨が降ったとき地面での流失地中への浸透,蒸発などないと仮定する時たまる深さ。ふつう単位はミリメートルで測る。雪などを含む場合は降水量という。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の雨量の言及

【雨】より

…(c)強雨 短時間に多量に降る雨。(d)豪雨 時間は短くないが,雨量の多い雨。(e)集中豪雨 マスコミによって言われ出したことばで,極端に短時間に多く激しく降る雨。…

※「雨量」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android