損得尽(読み)そんとくずく

精選版 日本国語大辞典 「損得尽」の意味・読み・例文・類語

そんとく‐ずく‥づく【損得尽】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ずく」は接尾語 ) 物事について損得を考えたうえで、自分に有利な言動をすること。
    1. [初出の実例]「さう損得(ソントク)づくで、痛快がられやしません」(出典:それから(1909)〈夏目漱石〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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