デジタル大辞泉
「搗き臼」の意味・読み・例文・類語
つき‐うす【×搗き臼/×舂き臼】
うすの一種。木や石でつくり、中を円形にくぼませ、その中に穀物などを入れてきねでつくもの。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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つき‐うす【搗臼・舂臼】
- 〘 名詞 〙 臼の一種。中がへこんでいて、そこに穀物などを入れ、杵(きね)でつくもの。〔伊京集(室町)〕
- [初出の実例]「石うすにて搗きつぶすか、碓(ツキウス)にてもよし」(出典:広益国産考(1859)四)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内の搗き臼の言及
【臼】より
…これらの道具がしだいに大型化あるいは効率化してゆく過程で,さまざまの形態の臼に属する道具が発達し,その機能も専用化されてきた。図1はそれらの系統化を試みたもので,日本で,臼と総称される搗き臼,挽き臼(磨り臼)のほかに,転動による粉砕用具を含めた。中国では臼といえば,搗き臼を意味し,挽き臼は〈磨〉,転動によるものは〈碾〉と呼んで区別している。…
※「搗き臼」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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