摺形木(読み)すりかたぎ

精選版 日本国語大辞典 「摺形木」の意味・読み・例文・類語

すり‐かたぎ【摺形木】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 書物をする版木(はんぎ)
    1. [初出の実例]「禿はてし文字がたもなきすりかたきこよひの月にあらばかさばや」(出典:東北院職人歌合(1348頃か)二番)
  3. ( 版木で押したような、ということから ) かわりばえしないことをたとえていう。
    1. [初出の実例]「いまさらになにさやけしと思ふらむすりかた木なる秋の夜の月」(出典:曼殊院本東北院職人歌合(1348頃か)五番)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む