精選版 日本国語大辞典 「摺形木」の意味・読み・例文・類語 すり‐かたぎ【摺形木】 〘 名詞 〙① 書物をする版木(はんぎ)。[初出の実例]「禿はてし文字がたもなきすりかたきこよひの月にあらばかさばや」(出典:東北院職人歌合(1348頃か)二番)② ( 版木で押したような、ということから ) かわりばえしないことをたとえていう。[初出の実例]「いまさらになにさやけしと思ふらむすりかた木なる秋の夜の月」(出典:曼殊院本東北院職人歌合(1348頃か)五番) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例