デジタル大辞泉 「撓垂れる」の意味・読み・例文・類語 しな‐だ・れる【×撓垂れる】 [動ラ下一][文]しなだ・る[ラ下二]1 重みのためにしなって垂れ下がる。「雪で―・れた枝」2 「撓垂れ掛かる」に同じ。「恋人に―・れて歩く」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「撓垂れる」の意味・読み・例文・類語 しな‐だ・れる【撓垂】 〘 自動詞 ラ行下一段活用 〙 [ 文語形 ]しなだ・る 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙① 重みのために垂れ下がる。力なくなびき傾く。[初出の実例]「しなだるる柳はほそき目もと哉〈道節〉」(出典:俳諧・鷹筑波(1638)五)② 人に甘えたりこびたりして、寄り添う。なまめかしく寄りかかる。甘えてもたれかかる。[初出の実例]「きゃうをすずにふり、しなだれて笛にて留る」(出典:天理本狂言・大般若(室町末‐近世初)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例