撓垂れ掛る(読み)シナダレカカル

デジタル大辞泉 「撓垂れ掛る」の意味・読み・例文・類語

しなだれ‐かか・る【×撓垂れ掛(か)る】

[動ラ五(四)]人にこびて寄りかかるようにする。また、力なさそうに寄りかかる。「背中に―・る」
[類語]しなを作る寄り掛かるもたれ掛かるもたれる寄せ掛けるもたせ掛けるしなだれるもたせる

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精選版 日本国語大辞典 「撓垂れ掛る」の意味・読み・例文・類語

しなだれ‐かか・る【撓垂掛】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 力なげにもたれかかる。木の枝などが下にだらりと垂れかかる。また、からだをくねらせて寄りそう。
    1. [初出の実例]「軒のつまにしなだれかかる柳哉〈一正〉」(出典:俳諧・毛吹草(1638)五)

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