撮み菜(読み)つまみな

精選版 日本国語大辞典 「撮み菜」の意味・読み・例文・類語

つまみ‐な【撮菜・摘菜】

  1. 〘 名詞 〙 畑にびっしりとはえた、芽を出したばかりの菜の間をすかすために、つまんで抜き取った初生の菜。間引いた菜。ひたしものなどにして食べる。つまみ。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「Tçumamina(ツマミナ)〈訳〉ぎっしり、いっぱい生えているところから抜き取る菜」(出典日葡辞書(1603‐04))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android