撮棒・材棒(さいぼう)とは？意味や使い方

精選版日本国語大辞典「撮棒・材棒」の意味・読み・例文・類語

〘名〙破邪寿福の棒として柊(ひいらぎ)などで作った災難除けの棒。堅木の材で鋲(びょう)や筋金を打って武器に用いたものは鉄撮棒(かなさいぼう)などという。

※古今著聞集（1254）一二「いとすくやかげなる法師、物の具はせで、只大きなるさいはうばかり持ちたる、とほり侍ぬ」

出典　精選版日本国語大辞典精選版日本国語大辞典について　情報

今日のキーワード

自動車税は自動車（軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く）の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等（原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...