撰糸(読み)せんじ

精選版 日本国語大辞典 「撰糸」の意味・読み・例文・類語

せん‐じ【撰糸】

  1. 〘 名詞 〙せんじぎぬ(撰糸絹)」の略。
    1. [初出の実例]「丑刻より綿子五十把、杉原三束、とんす、せんし、おりすち等三端〈略〉被下了」(出典言経卿記‐慶長四年(1599)一〇月一五日)
    2. 「選糸(センジ)羽織ぶらぶら立帰る」(出典:浄瑠璃道中亀山噺(1778)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む