操短(読み)ソウタン

精選版 日本国語大辞典 「操短」の意味・読み・例文・類語

そう‐たんサウ‥【操短】

  1. 〘 名詞 〙そうぎょうたんしゅく(操業短縮)」の略。
    1. [初出の実例]「操短解除または増錘等の為め急に女工の増員を要する場合は」(出典:女工哀史(1925)〈細井和喜蔵〉三)

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世界大百科事典(旧版)内の操短の言及

【雇用調整】より

…経済界の不況や企業の業績の悪化によって滞貨ができ,商品の価格が下落すると,生産機械の一部操業中止またはスピードダウンを行って生産を抑えるいわゆる操業短縮(操短)が,個々の企業であるいは業界の申合せで行われる。また収支状況の悪化に対処するため,経費の削減を図る必要に迫られる。…

【操業短縮】より

…不況によって生産過剰となり,製品の価格低下が著しい場合に,業界の大部分の企業がいっしょに操業時間の短縮や生産設備の一部閉鎖を行うことで,略して操短という。操業短縮の目的は生産の制限によって価格低下を防ぎ,企業利潤の減少を止めることにあり,各社の申合せによって行われる場合が多い。…

※「操短」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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