擬勢を張る(読み)ぎせいをはる

精選版 日本国語大辞典 「擬勢を張る」の意味・読み・例文・類語

ぎせい【擬勢】 を 張(は)

  1. 見せかけだけの気勢をあげて相手に威を示す。虚勢を張る。または、力以上に勢を出す。
    1. [初出の実例]「若気とはいへ詰らぬことに偽勢(ギセイ)張り」(出典:いさなとり(1891)〈幸田露伴〉四二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 若気 実例 初出

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む