支払勘定建相場(読み)シハライカンジョウダテソウバ

デジタル大辞泉 「支払勘定建相場」の意味・読み・例文・類語

しはらいかんじょうだて‐そうば〔しはらひカンヂヤウだてサウば〕【支払勘定建相場】

外国為替相場建て方の一。外国通貨一単位に対し、自国通貨いくらというように表示されるもの。邦貨建相場。⇔受取勘定建相場

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「支払勘定建相場」の意味・わかりやすい解説

支払勘定建相場【しはらいかんじょうだてそうば】

為替相場の建て方の一種で,1ドル=110円というように外国通貨を基準にして自国通貨で表示する方法。自国貨建(上例は円建て)相場とも。一方,100円=90.9セントのように自国通貨を基準にして外国通貨で表示する方法を受取勘定建相場または外貨建(上例はドル建て)相場という。日本は第2次大戦前は外貨建を主としたが戦後円建てとなった。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android