攻撃ヘリコプタ(読み)こうげきヘリコプタ(その他表記)attack helicopter

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「攻撃ヘリコプタ」の意味・わかりやすい解説

攻撃ヘリコプタ
こうげきヘリコプタ
attack helicopter

戦闘攻撃専用のヘリコプタ。ヘリコプタは従来,近距離の戦術輸送,探索,救助など戦闘には直接参加しない任務が多かったが,性能の向上に伴い,ベトナム戦争で初めて攻撃専用の機種が登場した。胴体が細く,操縦士と射手が前後に座乗し,垂直離着陸能力と機敏な運動性を発揮して,機首の機関砲,胴体左右の短固定翼下面に取り付けたロケットやミサイルなどの火器により,敵のヘリコプタや地上部隊を攻撃する。また味方地上部隊との間では固定翼機に比べて緊密な協力が可能。代表的な戦闘攻撃ヘリコプタは,アメリカ合衆国の AH-1Sコブラ,AH-64アパッチ,ドイツとフランスの共同開発になるタイガー,イタリアの A129,ソビエト連邦のミル Mi-24,Mi-28,カモフ Ka-50/52などがある。日本の陸上自衛隊も AH-1と AH-64を保有する。 (→ボーイング AH-64アパッチ , ミル Mi-28 , ミル Mi-24 )

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