救助(読み)キュウジョ

デジタル大辞泉 「救助」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐じょ〔キウ‐〕【救助】

[名](スル)危険な状態から救い助けること。被災者遭難者などを救うこと。「沈没船の乗組員救助する」「人命救助
[類語]救難救援救急救命救済救世救国救民済民済世慈善助ける救う救い出す救出する救護する助け合う・救い上げる・助け出す互助人助け助命

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精選版 日本国語大辞典 「救助」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐じょキウ‥【救助】

  1. 〘 名詞 〙 すくい助けること。災害貧困などで苦しんでいる人や遭難者を救うこと。救撈。
    1. [初出の実例]「新に荼毒(とどく)に罹(かか)る者、其れ何を以て能く救助せん」(出典救荒勅語明治元年(1868)六月二二日)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝注‐文公一三年〕

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普及版 字通 「救助」の読み・字形・画数・意味

【救助】きゆう(きう)じよ

たすける。〔三国志、蜀、費詩伝〕(孟)、(諸)亮の書を得て、數(しばしば)相ひし、辭、魏にかんと欲す。魏、司馬宣王をはして之れを征せしめ、斬滅す。亮も亦たの款の心無きを以ての故に、救助せず。

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